浦和が今季初の対外試合を実施 合計110分の変則マッチで見えた収穫と課題は?
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沖縄SVと50分×1本、60分×1本を実施 主力組出場の50分間では1-2とビハインド
J1浦和レッズは8日、沖縄県で行われている2次キャンプ最終日に、今季初の対外試合となる九州リーグ沖縄SVとのトレーニングマッチを実施。合計110分(50分×1本、60分×1本)の変則マッチは6-3で浦和が勝利したものの、主力がプレーした50分間では1-2で終えた。
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浦和は昨季からの主力が基本的に出場し、3-5-2のシステムを組んだ。MF青木拓矢が負傷離脱中のアンカーには今季の新外国人選手であるブラジル人MFエヴェルトンが入り、FW武藤雄樹が出遅れている前線はセレッソ大阪から新加入のFW杉本健勇とFW興梠慎三が2トップを組んだ。
ここまで一度もトレーニングマッチを組んでいなかった浦和は立ち上がりが不安定で、15分にミスを起点にしたカウンターを受けると右サイドを突破され、ゴール前を横切るラストパスに必死に戻ったDF槙野智章が及ばずオウンゴールに。さらに18分にも中盤でエヴェルトンが相手との負傷で倒れて全体に動きが止まり、その隙を突かれて失点した。
浦和は時間の経過とともにプレーが噛み合うようになり、34分にはエヴェルトンの縦パスを受けた杉本がループでのラストパスを興梠に通すと、興梠がGKのニアサイドを抜いて1点を返した。しかし、その後はMF長澤和輝が絶好機にシュートを枠外に外すなどゴールを奪えず、1-2で1本目を終えた。
GK西川周作は「練習から出つつあった課題でもありますけど、どちらの失点もボール際に行けていない瞬間だった」と話し、MF宇賀神友弥も「メンバーの特徴もあるけれども、真ん中でつなごうとし過ぎてしまった」と課題に言及した。一方で、西川は「時間が経つほどマークのスライドも早くできるようになった」とも振り返っている。