宇佐美の“4人無力化”ドリブル ブンデス「1月のスキル5傑」選出でファン称賛「ブラボー!」
RBライプツィヒ戦で見せた華麗なドリブルがTOP5にランクイン
デュッセルドルフで2シーズン目を戦うMF宇佐美貴史は、今季の中盤戦から出場機会を増やしているが、第19節RBライプツィヒ戦(0-4)で見せたワンプレーが、ブンデスリーガ公式YouTubeチャンネルが選ぶ「1月のTOP5スキル」に選出され、脚光を浴びている。
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第20節終了時点で14位に位置するデュッセルドルフで、宇佐美も徐々に存在感を高めている。昨年11月10日の第11節ヘルタ・ベルリン戦で今季初ゴールを奪うと、第15節フライブルク戦(2-0)、第16節ドルトムント戦(2-1)と2試合連続でアシストを記録するなど、チームの4連勝にも貢献。第19節のRBライプツィヒ戦では完敗し連勝もストップしたが、リーグ4位の強豪相手に宇佐美は輝きを見せていた。
「1月のTOP5スキル」の5位としてランクインしたプレーは、左サイドのタッチライン際で宇佐美が後方からのボールを受けた場面から始まる。相手の2選手が素早く距離を詰めるなか、1トラップ後のパスは相手の足に引っかかってしまうが、こぼれ球が運良く宇佐美の足もとに転がってくる。すると日本が誇るドリブラーは、素早く左に切り返して1人目をかわすと、鮮やかなダブルタッチで2人目も翻弄して縦へ。3人目が飛び込み行く手を阻むも右足アウトサイドで切り返してキープすると、そこに4人目も加わって囲まれるが、宇佐美は冷静に相手を体でブロックしながらわずかな隙間を通して味方へのパスを成功させた。
「TOP5スキル」はこのほかに、ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(バイエルン)のドリブル突破、イングランド代表MFジェイドン・サンチョ(ドルトムント)のバックヒールパス、オーストリア代表FWマルティン・ハルニク(ブレーメン)のバックヒールシュート、スロバキア代表MFオンドレイ・ドゥダ(ヘルタ)の回転バックヒールパスが選出。動画のコメント欄には「ウサミ・タカシは華麗だった」「ウサミが最も難易度が高かった」「ウサミが最高」「ウサミの4人抜きは素晴らしかった、ブラボー!」など、宇佐美のプレーを称賛する声も目立っていた。
終盤戦へと突入するブンデスリーガで、さらなる輝きを放てるのか。宇佐美のプレーに海外ファンも熱い視線を送っている。