運命を決する4時間前にも見逃せない「コスタリカ対イングランド」と、「ウルグアイ対イタリアの」の好カード
だが、待ってほしい。日本が運命の試合を迎える4時間前。午前1時の同時刻開催のグループD最終戦2試合も、コスタリカ対イングランド、ウルグアイ対イタリアという注目の好カードがそろう。死のグループと呼ばれ、強豪による混戦が予想されたこのグループだが、意外なチームが現在首位に立っている。同組の順位表は以下の通りだ。
1位:コスタリカ、勝ち点6、得失点差+3 (決勝トーナメント進出決定)
2位:イタリア、勝ち点3、得失点差±0
3位:ウルグアイ、勝ち点3、得失点差-1
4位:イングランド、勝ち点0、得失点差-2 (グループリーグ敗退決定)
なんと開幕前には1次リーグ敗退確実と言われたコスタリカだが、下馬評を覆してウルグアイに3-1、イタリアに1-0で勝利をおさめて勝ち点6を獲得した。この伏兵は、すでに決勝トーナメント進出を決めているのだ。
コスタリカは、イングランド戦で、勝利か引き分けで1位通過が確定し、もし仮に負けたとしても、ウルグアイとイタリアが引き分けに終われば、同様に1位通過が決まる。もし、どちらかが勝ったとしても、現在イタリアと3、ウルグアイと4ある得失点差のアドバンテージをひっくり返されない限り、1位通過できる。