バイエルンOBは「戦術についてあまり知らない」 批判浴びるレバンドフスキが反撃
レバークーゼンに1-3と敗戦後、ハマン氏がレバンドフスキの問題点を指摘
バイエルンに所属するポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが、同クラブOBで現在は解説者を務めるディットマー・ハマン氏から批判を受け、「戦術についてあまり知らないんだと思う」とやり返した。ドイツ誌「シュポルト・ビルト」が報じている。
【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!
国内リーグで首位ドルトムントを追うバイエルンは、現地時間2日に行われたレバークーゼン戦で1-3と敗れた。ドルトムントがフランクフルトと1-1で引き分け、差を詰めるチャンスだっただけに、痛い黒星となった。
この試合後、ハマン氏はドイツ衛星放送「sky90」でバイエルンのエースを痛烈批判。「レバンドフスキはバイエルンの問題になるだろう。ピッチ上での大袈裟なプレーや、時折見せるやる気のなさ。彼が一匹狼なのは明らかだと思う」と述べると、「彼がゴールを挙げていたので、今まで上手く機能していた。ゴールを決めなくてもチームにとっては価値があった」とコメント。しかし今は、「何ももたらしていない。彼もある部分では、チーム内で評価が定まっていないと思う」と話していた。
バイエルンはその後行われた6日のDFBポカール3回戦でヘルタ・ベルリンと対戦し、延長戦の末に3-2で勝利。レバンドフスキは得点こそなかったものの、2アシストでチームのベスト8進出に貢献した。
そのレバンドフスキは米スポーツ専門局「ESPN」の取材に対し、「僕は常に自分の仕事に集中している。カップ戦はいつだって難しい試合だ。僕らは試合に勝った。誰かが僕について何か言っていたとしても、興味はない。それがまったく馬鹿げた話ならなおさらだ。(ハマン氏は)戦術についてあまり知らないんだと思う」と、リバプールで長年中盤を務めたハマン氏に反撃。同氏の批判は的を射ていないと、やり返していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)