「迷いはなかった」 アラベス移籍の乾、名誉挽回へ決意「プレーは合うと思っている」
アジア杯参戦中にアラベスへの期限付き移籍が決定 「とにかく(試合に)出て貢献したい」
スペイン1部アラベスに移籍した日本代表MF乾貴士が現地時間7日、入団会見を行った。UAEで行われたアジアカップへ参戦中に、ベティスからシーズン終了までのレンタルが決まったが、「そこに迷いはなかった」と決意に満ちた移籍だと語った。アラベス公式YouTubeチャンネルが、会見の模様を伝えている。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
2015年に念願のスペインリーグ挑戦を果たした乾。エイバルでの3年間でリーグ戦89試合11得点の成績を挙げ、今季開幕前に古豪のベティスに完全移籍した。明るいキャラクターで元スペイン代表MFホアキン・サンチェスやスペイン代表DFマルク・バルトラの心をつかんだ一方で、リーグ戦出場は8試合、うちスタメンは5試合にとどまっていた。
日本代表として参戦していたアジアカップ中の1月24日、アラベスへの期限付き移籍が決定。アラベスはクラブ公式サイトで乾を「経験豊富なプレーヤー」と称し、期待を寄せていた。
スペイン語の挨拶から入った乾は、アラベス移籍の決断について胸中を明かした。
「そこ(移籍する決断)に迷いはなかったです。あれだけ(ベティスで)試合に出られてない状況のなかで、(アラベスは)自分を必要としてくれた。すぐに行くと決めました。本当にありがたい話。プレーは合うと思っていますし、ここで貢献したいという気持ちです」
現地記者からはポジションに関しても質問が飛んだ。乾は左サイドを主戦場とするが、そこには今季リーグ戦2得点5アシストと攻撃を牽引するスペイン人MFジョニーがいる。左サイドの定位置を狙ううえでは一番のライバルになるが、乾は試合に出場するためにはこだわりはないと力強く語った。
「とにかく(試合に)出て貢献できるなら。もちろん左でやれれば一番いいですけど、ジョニーという素晴らしい選手がいるので、(ポジションは)出られればどこでもいい。代表に行って出られなくて悔しい思いもしましたし、そこでまた実力で代表へ戻りたいという思いが出ました。それができるように、まずはアラベスで自分の力を出して貢献したい」
世界最高峰のリーガ・エスパニョーラで3年半戦ってきた侍アタッカーが、アラベスの地で新たなチャレンジに挑む。
[ftp_del]
>>【PR】UEFAチャンピオンズリーグ&ヨーロッパリーグの「大会情報・日程・視聴方法」をチェック!
[/ftp_del]