なでしこリーガーにして、慶応学生 ベレーザ籾木結花が文武両道で自らに課した“成長”
文武両道支援特化型アカデミー「Academia Ambista」で中学生に“特別講義”を実施
なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)日テレ・ベレーザのFW籾木結花が6日、NPO法人「Sports Country Ambista」を訪問。女子中学生21名を対象に女子アスリートの心構えやキャリアの考え方などについてトークセッションを行った。
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「Sports Country Ambista」は女子サッカークラブ運営を中心に「スポーツ×学び×マチ」をキーワードに種目多世代の総合型地域スポーツクラブを目指して2016年4月に設立。なかでも「Academia Ambista」は、「文武両道」の支援に特化したアカデミーとなっている。ナイキとローレウス財団が展開するプログラムシップのなかで、Ambistaが昨年12月に加わり、ナイキが女子のスポーツ参加促進の本プログラムをサポートする形で、なでしこリーグ選手にして、慶應義塾大学総合政策学部に通うという、まさに文武両道を地で行く籾木が“特別講師”を務めることになった。
籾木は小学2年生でサッカーを始め、2009年に日テレ・ベレーザの下部組織であるメニーナに入団した。当時は「試験前の1週間は自分で練習を休む日を決めて監督に提出していた」というが、中学3年でトップチームに昇格後は休める時間も減っていったという。
「その時はクラスに向かう電車でとにかく勉強でした。あとは一回一回の授業でとりあえず頑張る。高校の時は、夜は早く寝て、朝めちゃくちゃ早く起きて学校に行って勉強していました」
男子サッカーとは異なり、現状の女子サッカーにおいてプロ選手はごく一握りしかいない。日中は仕事をこなした後、チーム練習に参加する“掛け持ち”も少なくないが、籾木は大学進学を選択した。それは、「大学4年間がサッカーをやるうえでも生きてくる」という判断からだったと話す。
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