ユーベ移籍浮上のハメス 父が“幸せではない”息子の現状に「多くのオファーが来ている」
来夏の去就が注目されるコロンビア代表MFハメス 父親が息子の現状について明かす
レアル・マドリードからバイエルンにレンタルされているコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスについて、父親のウィルソン・ロドリゲス氏が「多くのオファーが届いている」とコメント。ユベントスに行きたがっているとの噂を歓迎するような言葉を口にし、息子がベンチにいる姿を見るのは悲しいと率直に語ったと、ドイツメディア「sport.de」が他メディアの記事をまとめる形で動向を伝えている。
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ハメスは2017年に2年間の期限付きでレアルから加入すると、移籍初年度は先発起用が多く主力として活躍。しかし、ニコ・コバチ監督が就任した今季はフル出場の機会が少なく、思うように活躍できていないため、ハメスは不満を溜めていると報じられてきた。また、バイエルンが今季終了時に買い取りオプションを行使するかどうかは不透明で、シーズン終了後の去就が注目されている。
スペインメディア「ドン・バロン」は現地時間4日、ハメスがバイエルンを去ってユベントスに行きたがっていると報道。ユベントスでもっと多くの出場時間を得られることを期待するとともに、かつてレアルで共闘したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの再会を願っていると伝えていた。
この報道を受け、ハメスの父親であるウィルソン氏はドイツ誌「シュポルト・ビルト」に対し、「現状のイタリアサッカーを見たうえでだが、(もしユベントスへ移籍できたら)良い決断だと思う」と持論を述べた。そして、ロナウドとハメスの関係について「二人は非常に仲の良い友人だ」ともコメントした。マドリードでもミュンヘンでもなく、新たな地へ移籍することを肯定するように、「彼には多くのオファーが届いている」とユベントス以外にも行き先はあるとの見解を示している。
ミュンヘンで過ごす現在のハメスを「非常におとなしく無口で、あまり幸せではない」と評した父親は、昨季の指揮官のほうがハメスにとって良かったと話している。
「アンチェロッティはハメスにとって良かった。(アンチェロッティ氏の後任だったユップ・)ハインケスも非常に良かった。二人の下で彼はいるべき場所にいた。トッププレーヤーはプレーしなきゃならないんだ。彼の長所を生かさなくてはならない。彼がまたベンチに座っているのを見ると私は悲しいし、コロンビア国民すべてが私と同じく悲しいだろう」
第20節終了時点の今季ブンデスリーガで、先発出場が6試合という息子の状況に、胸の内を吐露。コバチ監督へ、皮肉の一つでも言いたい心境のようだった。
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(FOOTBALL ZONE編集部)