「ハノーファーの香川になれるか?」 原口が独記者に返答、名前を挙げた元日本代表MFとは?
ベジクタシュで活躍する香川を意識しつつ、原口はかつての10番である清武弘嗣に敬意
ハノーファーの日本代表MF原口元気は、クラブの手本としてあるべき選手として、かつて同クラブで活躍し、現在セレッソ大阪の元日本代表MF清武弘嗣の名を挙げている。独紙「Sportbuzzer」がコメントを紹介している。
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原口は今季からハノーファーに加入したが、ここまで得点を挙げることができていない。クラブも現在リーグ戦で最下位に沈んでおり、苦境に立たされている。その一方で、日本代表の一員として1月から参加したアジアカップでは大会2ゴールを記録し、左サイドハーフの主力として準優勝に貢献した。
低迷するハノーファーは、冬の移籍市場で日本代表MF香川真司の獲得にも乗り出していた。しかし、香川は冬の移籍市場最終日にトルコのベジクタシュへ期限付き移籍した。現地時間3日に行われたリーグ第20節アンタルヤスポル戦(6-2)に途中出場すると、ピッチに立ってからわずか3分間で2ゴールを決める圧巻のデビューを飾った。
この活躍を受け、ドイツの記者は原口に対して「あなたはハノーファーの香川になることはできますか?」と、質問を投げかけた。これに対して原口は「そうなりたいね」と答えつつも、自身の目指すべき選手がもう一人いると答えている。
「(香川のように)なりたいし、この状況で僕の最高のパフォーマンスを披露しなければいけないと思っている。前半戦は上手くいかなかったので、後半戦はチームを助ける姿を見せなくてはいけない。かつてハノーファーに所属していた日本人選手のようにね。清武弘嗣は先頭に立って、チームを牽引していた。それが僕に求められている役割であり、責任だと思っている」
清武は2014年から2シーズンにわたって、ハノーファーの中心選手として活躍。かつて清武も付けていた10番を背負う原口は、後半戦の巻き返しを誓っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)