バルセロナ会長が“禁断の移籍”を示唆 レアルで不遇のイスコ獲得を狙うか
“禁断の移籍”の難しさを認めるも… バルトメウ会長「不可侵条約などない」
サンティアゴ・ソラーリ監督が指揮を執るレアル・マドリードでは、スペイン代表MFイスコは、余剰戦力となっている。イスコ自身は、レアル・マドリードに残りたいという願望を明確にしてきたが、このまま出場機会が少なければ、クラブを離れる可能性は否定できないだろう。そんなイスコの将来について、英紙「デイリー・スター」が報じている。
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イスコの獲得に熱心だと噂されるのが、ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティだ。中心選手でもある元スペイン代表MFダビド・シルバの去就問題も抱えるクラブは、技巧派のスペイン代表MFとの契約に前向きだという。
そこに思わぬクラブが、割って入ってくるかもしれない。そのクラブとは、レアル・マドリードの最大のライバルであるバルセロナだ。同クラブのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は、イスコ獲得について問われると「もし、私たちのコーチングスタッフが獲得を望み、その選手がマドリードを離れたいのであれば、もちろん、彼を獲得する可能性はあるだろう」と、その可能性を否定しなかったのだ。
とはいえ、ライバルクラブからの“禁断の移籍”が簡単なことではないとの認識は持っており、「ただし、私がここに来てから、一度も起こっていないことだからね。クラブ間の移籍について、不可侵条約などはない。誰もが自分のクラブを、より戦えるように強化している。イスコ? 彼はレアル・マドリードの選手だから、(フロレンティーノ・ペレス)会長と話をしなければいけないね」と、コメントしている。
レアルに対して忠誠心を見せるイスコだが、スペイン代表でのポジションを考えると、現状を受け入れ続けるわけにはいかなそうだ。現スペイン代表監督で、バルセロナでも指揮を執ったルイス・エンリケ監督は「私は、彼を高く評価している。W杯のパフォーマンスを見れば、彼よりも良いプレーをした選手はいなかった。彼は最多となる6試合に出場している」と、無敵艦隊の中心選手であることを認めている。だが、「彼のクオリティーと能力に疑いはない。ただ、スペイン代表のレギュラーであり続けたいなら、彼はクラブでもレギュラーとしてプレーすることが必要だ。スペイン代表のレベルはそれくらい高いんだ」と、話している。
獲得に熱心だったシティへ移籍するのか。それとも、ライバルクラブへの“禁断の移籍”を果たすのか。イスコの去就は夏の移籍市場まで、大きな話題になり続けそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)