日本戦で乱闘騒動のイラン代表FW、自国サッカー連盟を非難「すべて嘘」「何もしなかった」

イラン代表FWアズムン【写真:Getty Images】
イラン代表FWアズムン【写真:Getty Images】

日本戦後に謝罪したFWアズムン、イランサッカー連盟を非難した指揮官の声明を支持

 イラン代表はアジアカップ準決勝で日本に0-3と敗れ、ベスト4で姿を消した。終了間際に手を出して乱闘騒動のきっかけを作ったエースFWサルダル・アズムン(ルビン・カザン)が、「言うことはすべて嘘。何もしなかった」とイランサッカー連盟を非難している。イラン紙「テヘラン・タイムズ」などが報じている。

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 イランの得点源としてチームをけん引した24歳のアズムンは日本戦で不発に終わった。終了間際、日本ボールになった際に感情を爆発させ、MF柴崎岳(ヘタフェ)の顔面に張り手したのをきっかけに両軍が入り乱れる乱闘騒動へと発展。試合後に自身のインスタグラムで「本当に恥ずかしい」と謝罪していた。

 アジアカップ後、約8年にわたってイラン代表を率いて退任したカルロス・ケイロス氏が、カタールサッカー協会から援助を受けていたと明かし、アズムンもそれに同意するコメントを残している。

 記事では「カルロス・ケイロスは、カタールサッカー協会の資金援助がなければアジアカップの参加は不可能だったと語った。そしてアズムンもその声明を支持し、イランサッカー連盟を非難している」と伝えた。またアズムンのコメントとして、次のように記している。

「イランサッカー連盟が言うことはすべて嘘。連盟は私たちに何もしなかった。カタールが私たちのトレーニングキャンプの資金を支払ってくれた。このような状況下で、どうやってタイトルを獲得できたのか。そのうえ、大会が始まる前から『絶対にタイトルを獲れ』という大きなプレッシャーを与えられた」

 イランは決勝トーナメント1回戦でオマーンを2-0と撃破後、8強で中国に3-0と勝利。中国戦で1ゴールを決めたアズムンだが、「オマーンと中国に勝利して賞金を与えられたと言われたが、連盟は何も与えなかった」と明かしている。

 指揮官がチームを去ったなか、エースFWも連盟を批判するなどイランサッカー界が揺れている。

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