伊紙が今大会1得点の日本を「未完成のオブジェ」と酷評 1次リーグ突破の残り1枠の争いも「コートジボワール有利」と伝える
ここまで1分け1敗の日本代表が決勝トーナメントに進出するには現在首位をいくコロンビアに勝利し、かつ、コートジボワールがギリシャに引き分け以下に終わることが絶対条件。「ザックは奇跡を求める」とした記事では「アルベルト・ザッケローニ監督には悲しい試合前だ。コロンビア戦は彼にとってサムライブルー最後の試合になるかもしれない」と日本代表の状況を悲観的に伝えている。
伊紙は今大会の日本代表の完成度にも言及。ザッケローニ監督がこの4年の間、パスをつなぐ攻撃的なサッカーを志向してきたにも関わらず、1次リーグ2試合で本田圭佑の1得点しか奪えていない現状について「この大会にザックが作ったものは、未完成のオブジェに見える」と手厳しかった。「本田が祈願する奇跡が本当に起こらなかったら、ザックはここでオリエンタルの冒険を終えるだろう」、「監督はアフリカのサッカー協会からオファーを受けた。しかし、イタリアの監督に戻るのも悪くはないと思うだろう」とも伝えている。
ザッケローニ監督の母国の新聞はコロンビアに続く2位争いについて「ラムシ監督のコートジボワールに有利」と報じている。自力突破の可能性が消えている日本は目前に迫る大一番でこの予想を覆す「奇跡」を起こし、世界を驚かせることができるだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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