バルサのユニフォームに謎の漢字… 「梅西」「皮克」「拉基蒂奇」の意味は?
中国の新年を祝い、中国語表記のネーム入りユニフォームを着てクラシコへ
梅西、皮克、拉基蒂奇、库蒂尼奥……。一体、なんのことかと思われたかもしれないが、これはバルセロナの選手たちの名前である。彼らの名前を「中国語」で書いた際、このような漢字が充てられるのだ。バルセロナは現地時間6日、スペイン国王杯準決勝第1戦で宿敵レアル・マドリードと対戦する。この試合に向けてバルセロナは、中国が春節(旧正月)を迎えたことを祝い、ユニフォームの背中に中国語版のネームを入れる予定だという。
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話題のきっかけとなったのは、バルセロナの公式ツイッターアカウントがこう記すとともに配信した動画だ。
「水曜日に開催されるエル・クラシコは、大変特別なものになる予定だ。バルサの選手たちは中国のニューイヤー“春節”を祝うため、中国語の名前が刻まれたユニフォームを着用するだろう」
動画ではバルサ伝統のエンジと青のユニフォームの背中側が公開された。そこにはお馴染みの背番号とアルファベットの間に、漢字で書かれた選手名が刻まれている。冒頭に挙げた4選手は、以下のとおりだ。
梅西=FWリオネル・メッシ
皮克=DFジェラール・ピケ
拉基蒂奇=MFイバン・ラキティッチ
库蒂尼奥=MFフィリペ・コウチーニョ
漢字に馴染みのある日本人なら、メッシ、ピケ、ラキティッチの3人は予想がついたかもしれない。だが、コウチーニョを読み解くのは、さすがに難しいのではないだろうか。ちなみにウルグアイ代表FWルイス・スアレスも漢字が当てられているが「ス」が「苏」=「草かんむりの下に力が入り、その左右に点が2つ」、「ア」が「亚」=「並」の「上の2つの点がないもの」。そして、その漢字2つと「雷斯」が組み合わさっている。
スペイン紙「マルカ」によると、クラブのオフィシャルショップでは中国名入りユニフォームが販売されるという。またメッシ、ピケ、GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、DFサムエル・ウムティティからの“新年のお祝い”メッセージが届けられている。
ここまでするのも、クラブが本気で中国をマーケティング対象と見ているからだろう。今夏にはアジアツアーで日本とともに中国を訪れることが決定しており、なおかつ春節でバルセロナを訪れる中国人観光客へのアピールも狙っているはず。レアルとの今季2戦目のエル・クラシコは、そんな意味でも注目を集めることになりそうだ。
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