チーム得点王・鎌田の“ベスト起用法”にシント=トロイデン監督が言及 「彼に選ばせたら…」

シント=トロイデンのMF鎌田大地【写真:©STVV】
シント=トロイデンのMF鎌田大地【写真:©STVV】

移籍1年目でゴールマシンぶりを発揮、得点ランク5位に入る

 シント=トロイデンのMF鎌田大地は、今季移籍したベルギーの地で躍動している。ウイングを主戦場にリーグ5位の11ゴールを挙げているが、マーク・ブライス監督はポジションについて「彼に選ばせたら、8番でプレーするだろう」と中盤での起用を望んでいると推察している。ベルギー紙「HLN」が、ベルギー人指揮官のコメントを紹介している。

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 鎌田は2017年6月、J1サガン鳥栖からドイツ1部フランクフルトへ完全移籍。4年の長期契約を結び、開幕戦でリーグデビューを飾ったものの、その後失速し、1年目はわずか3試合の出場に終わった。

 2年目の逆襲を誓うなか、フランクフルトから構想外との扱いを伝えられ、8月末にベルギー1部シント=トロイデンへの期限付き移籍が決定。そこから鎌田の快進撃が始まった。

 リーグ第7節ヘント戦(2-1)で途中出場から初ゴールで決勝点を挙げて勝利に貢献すると、3試合連続弾を含むチームトップの11ゴール(24節終了時)を積み上げ、得点王レースでも堂々のリーグ5位にランクインしている。

 鳥栖ではトップ下やサイドハーフ、ボランチでプレーしてきた鎌田だが、ブライス監督の下では2トップの一角やウイングと、よりゴールに近いポジションで結果を残している。ベルギー紙「HLN」は、「今季ハスペンハウ(シント=トロイデン)に感銘を与えるもう1人の日本人選手は、間違いなくダイチ・カマダだ」とテーマ立てし、日本代表DF冨安健洋に続くシント=トロイデンの注目株だと紹介。ブライス監督の言葉を届けている。

「カマダはストライカーじゃない。彼に選ばせたら、8番(中盤)でプレーするだろう」

 ブライス監督は「カマダはそこが自分のベストポジションだと思っている」としつつも、自身の見解は異なることを明かしている。

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