アルゼンチンの次世代エースは? 「メッシが去った後に飛躍できる5人」を海外選出

(左から)ランシーニ、マルティネス、イカルディ、ディバラ、パボン【写真:Getty Images】
(左から)ランシーニ、マルティネス、イカルディ、ディバラ、パボン【写真:Getty Images】

セリエAで得点を量産するイカルディとディバラの2人が筆頭候補か

 アルゼンチン代表において、FWリオネル・メッシ(バルセロナ)は長年エースの座を務めてきた。ベスト16に終わったロシア・ワールドカップ(W杯)以降は招集されておらず、31歳の年齢を考えても代表引退の日は近い将来訪れるだろう。衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は、「メッシが去った後にステップアップできる5人」を紹介。ユベントスFWパウロ・ディバラやインテルFWマウロ・イカルディらが名前を連ねている。

 最初に登場したのは、2017年に代表デビューを飾ったばかりのボカ・ジュニアーズFWクリスティアン・パボンだ。メッシを彷彿とさせる素早い仕掛けを得意とする23歳のウインガーで、ロシアW杯にもメンバー入り。重要な役割こそ果たせなかったが、クラブでは主力として活躍しており、次世代のタレントとして注目されている。

 その他には、ロシアW杯直前に膝の靱帯断裂で出場が叶わなかった25歳のウェストハムFWマヌエル・ランシーニ、昨夏のインテル移籍後に実力を証明し始めている21歳のFWラウタロ・マルティネスが取り上げられている。

 また、インテルで主将を務め、「世界的に最も優れたFWの1人」として認識されるイカルディも、アルゼンチン代表でステップアップが期待される1人だ。過去4シーズンのうち3シーズンで20得点以上を奪い、今季のリーグ戦も第22節終了時点で9得点2アシストを記録。もしメッシが代表引退する決断をした場合、2月で26歳となるゴールゲッターは、間違いなく注目される存在となる。

 そして忘れてはならないのが、25歳になったユベントスFWディバラだ。イカルディがストライカーとして一段と飛躍する可能性はあるが、メッシの後継者として最も適した存在なのはディバラだろう。彼の背格好、ターンの緩急、積極的なドリブルでの仕掛けなど類似点は尽きない。メッシがいる代表ではベンチを温めることが多く、それはユベントスでも同様だが、もう1人の世界一の選手であるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドからも学べることはあるはずだ。メッシが代表から去った後に、ディバラは着実に大きく飛躍を遂げるだろう。

 MFディエゴ・マラドーナの時も同様だったが、1人の世界的なスーパースターが生まれた時から常にその後継者問題が取り上げられるアルゼンチン代表。この5人の中からアルゼンチン代表の偉大な2人の名をかき消すほどの選手は現れるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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