マンU、スールシャール就任後に10戦無敗と復活 OBの「私にもできた」発言が波紋
元イングランド代表MFがテレビの発言を釈明 古巣の問題点に「解決すべきことはシンプル」
オレ・グンナー・スールシャール暫定監督を迎えたマンチェスター・ユナイテッドは、プレミアリーグ第25節終了時点のここまで公式戦10試合中9勝1分と好調を維持している。ジョゼ・モウリーニョ前監督の下で不振に苦しんだチームを引き上げた同暫定監督は称賛され、今後は正式に監督として就任し続投するのではとの噂もある。だが、ユナイテッドOBの元イングランド代表MFポール・インス氏は、英衛星放送「BTスポーツ」の番組で「自分でも同じことができた」との見解を示していた。この発言の真意について、英公共放送「BBC」で説明している。
インス氏は、BTスポーツの「Saturday Morning Savage」に出演した際、「スールシャール暫定監督がユナイテッドで行ったことと同じことが、私にもできた」と述べていた。この発言に関して、インス氏はスールシャール暫定監督を批判する意図は全くなかったと、「BBC」のサイトで釈明している。
「モウリーニョ前監督下で、ユナイテッドが抱えていた問題は誰もが分かっていた。監督として、短期間で解決すべきことは比較的シンプルだった。監督経験のある立場から見ると、モウリーニョ前監督下で選手たちは楽しそうに見えなかったし、雰囲気や環境が非常に悪かった。正直に言うと、それは誰の目からでも分かること。つまり、後任監督なら誰でも正しい方向に舵を切り、選手やロッカールームでの雰囲気を改善し、クラブ全体を軌道に乗せるのは簡単なことだったんだ」
問題点は誰の目から見ても明らかで、後任に選ばれた監督はチーム内の雰囲気を良くすることで成果が得られることが分かっていたと、インス氏は主張した。
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