ポグバ、実兄がマンU前監督モウリーニョ時代の退団希望を暴露 「移籍? 当然だよ」
副将降格などモウリーニョ監督との確執が表面化「歯を食いしばってやるしかなかった」
マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバは、ジョゼ・モウリーニョ前監督との間で不仲説が囁かれていた。ポグバの兄であるマティアス・ポグバ(トゥールFC)はフランスのテレビ局「テレフット」で、ポグバがユナイテッド退団を考えていたと暴露している。
モウリーニョ体制3年目として迎えた今季、開幕3試合の時点で2敗を喫するなど低調なスタートを切った。そこからも勝ちきれない試合が多く、第17節では宿敵リバプールに1-3で完敗。この試合を最後にモウリーニョ前監督の解任が決まった。リーグ順位は6位で、首位リバプールからとの差は19ポイントまで広がっていた。
この不振のなかで、ひときわ苦しんでいたのがポグバだろう。チームの第2キャプテンに任命され、開幕2試合ではキャプテンマークを任されたものの、その後にモウリーニョ前監督との対立が徐々に表面化。第2キャプテンの座を降ろされただけでなく、練習中に険悪ムードとなってる映像が英衛星放送「スカイ・スポーツ」にスクープされて世界中で話題となった。
「ポールがモウリーニョのせいで移籍を考えていたかった? 当然だよ。それでも彼はまだユナイテッドにいるけどね。彼はクラブと契約しているから、歯を食いしばってやるしかなかったんだ」
ポグバの心境を明かしたのは、実兄であるマティアスだった。モウリーニョ前監督は在任中もポグバとの関係に問題はないと強調していたが、やはりそこは修復不能な関係となっていたようだ。
モウリーニョ前監督がクラブを去り、オレ・グンナー・スールシャール監督に代わったことでユナイテッドは立て直しに成功。プレミアリーグでは18節から直近の25節まで7勝1分と無敗で駆け抜けた。この間、ポグバも6得点5アシストと水を得た魚のように躍動している。
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(FOOTBALL ZONE編集部)