日本代表DF槙野、アジア杯で体感した他国の“変化” 「トップに立ち続けるために…」

槙野はアジアのレベルアップを痛感したという【写真:轡田哲朗】
槙野はアジアのレベルアップを痛感したという【写真:轡田哲朗】

「刺激をもらって帰ってきた。次はチームでタイトルを取るために力を注ぎ込むだけ」

 このあたりは、両チームが大会の中で対戦した国による違いもあるのかもしれない。日本は準々決勝でベトナムと対戦したことで、より東南アジア勢のレベルアップを感じることができたのだろう。少なくとも、槙野は指導者によるレベルアップがアジア全体に波及していると大会から感じ取った。

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 槙野自身は大会初戦と第3戦ウズベキスタン戦の出場があったものの、決勝トーナメントでは出場機会がなかった。それでも「緊張感のある試合のなか、みんなで一つの目標に対して戦えたのはいい経験だったと思います。W杯とはまったく違う立場でチームをまとめること、試合に出ていない時の出ている選手へのアプローチの仕方など、いかにチームがまとまれるかに時間を割いてきましたし、いろいろな刺激をもらって帰ってきたところです」と、アジアを勝ち取るためにチーム全体で戦ったことを強調した。

 この後は、8日まで浦和の2次キャンプでトレーニングを積み、16日に今季初の公式戦となるゼロックス・スーパーカップに備える。槙野は「次はチームでタイトルを取るために力を注ぎ込むだけだと思っている」と、力を込めていた。

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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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