日本代表にも暗雲 インフルエンザで離脱のミラン本田は2戦連続の先発落ちか

ハリルホジッチ監督も悩ましい事態に

 インフルエンザにより10月1日の練習を回避したACミランの日本代表MF本田圭佑が、4日の本拠地ナポリ戦で2試合連続の先発落ちになると、地元メディアは予想している。 

 イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、シニシャ・ミハイロビッチ監督が4−3−1−2システムを継続すると分析している。

 GKはディエゴ・ロペス。4バックは右から18歳の新鋭カラブリア、サパタ、エリー、デシリオ。トリプルボランチはクツカ、モントリーヴォ、ベルトラッチ。トップ下は前節不発に終わったボナヴェントゥーラが2試合連続で入ると予想されている。悪童FWバロテッリが先発から外れ、ルイス・アドリアーノ、カルロス・バッカの2トップが前線でコンビを組むと予想されている。

 前節ベンチを温め続けた本田だが、クラブはその後、公式サイトでインフルエンザにより練習を休んだと公表。4日のナポリ戦はベンチスタートと予想している。

 本田は今季リーグ戦無得点、アシスト数ゼロと沈黙を続けている。今回感染したというインフルエンザの症状次第ではナポリ戦のみならず、10月8日のワールドカップアジア2次予選シリア戦などへの出場も危ぶまれることになる。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督にとっても悩ましい事態となりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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