チェルシーがポチェッティーノ監督招聘に興味 違約金72億円を支払えるかがカギ
サッリ監督続投の条件は「CL出場権獲得」 4年の契約を残すポチェッティーノに熱視線
トットナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、レアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッドが熱視線を送っているとされる。そんな“人気銘柄”のアルゼンチン人指揮官に、今季マウリツィオ・サッリ監督を招聘したばかりのチェルシーが興味を示しているという。英紙「エキスプレス」が報じた。
チェルシーは現地時間2日、プレミアリーグ第25節ハダースフィールドと対戦。今冬の移籍市場でACミランから獲得したアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインの2ゴールなどで5-0の大勝を収めた。暫定ながらUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位に浮上し、上昇気流に乗っていけそうな雰囲気が出てきている。
しかし、チームを率いるサッリ監督の去就が不安視され始めている。その要因がロマン・アブラモビッチ会長だ。サッリ監督に今後についてのテキストメッセージを送ったとされており、記事では「チームをCLに導けなければ解任されるかもしれない」と伝えられている。
そして、サッリ監督が解任となった場合を想定し、チェルシーはすでに次期監督探しを始めており、以前から興味を持っていたポチェッティーノ監督に白刃の矢を立てたようだ。
ここで問題になるのがポチェッティーノ監督の違約金である。昨年5月にトットナムと契約更新し、まだ4年の契約が残っているアルゼンチン指揮官の違約金は5000万ポンド(約71億7000万円)以上とされており、この金額を払えるかが一つのポイントになっている。
サッリ監督招聘時にも10億円近い違約金を払ったとされるチェルシーだが、今回は簡単に支払える額ではないことは確かだ。もっとも会長就任後、何度も監督交代を行ってきたアブラモビッチ氏のことを考えれば、ライバルたちを退けてポチェッティーノ監督の招聘に成功しても不思議はないだろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部)