アジア杯V逸で始まる「日本代表シャッフル」 いつか“意味のある”敗戦に書き換えられるか
新天地トルコで虎視眈々と代表復帰を狙う香川 長友も「すごく楽しみ」
そして年齢に関係なく見れば、ドルトムントからトルコのベジクタシュに環境を変える香川真司も、虎視眈々と代表復帰を狙っているはずだ。
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奇しくも“親友”と認める香川と同じトルコのイスタンブールに本拠地を置くガラタサライでプレーする長友は、「またサッカー人生は続くので、そしてまさか真司と同じ街で、ライバルチームにはなりましたけど、一緒に戦えるなんて夢にも思っていなかったので、トルコのサッカーを盛り上げたいです、日本人で。すごく楽しみです」と語り、最後に「香川真司とまた、戦います」と言い残してミックスゾーンを後にした。
負けた瞬間に価値のある負けなどない。しかし、あとで振り返った時に意味があるものになっているように、ここからそれぞれの選手たちの研鑽に期待したいところだ。
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河治良幸
かわじ・よしゆき/東京都出身。「エル・ゴラッソ」創刊に携わり、日本代表を担当。著書は「サッカーの見方が180度変わる データ進化論」(ソル・メディア)など。NHK「ミラクルボディー」の「スペイン代表 世界最強の“天才脳”」を監修。タグマのウェブマガジン「サッカーの羅針盤」を運営。国内外で取材を続けながら、プレー分析を軸にサッカーの潮流を見守る。