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ハリル監督の安心発言もミラン本田がまたベンチ浮上 伊代表ボランチがトップ下初テスト
日本代表監督「そんなに心配していない」と信頼明かすも、更なる窮地
そして、新たなコンバートは本田に対するミハイロビッチ監督の評価の寂しさを意味するところでもある。8日のW杯アジア予選シリア戦を前にリーグ戦2試合連続で出場機会を失うという最悪のシナリオが現実味を徐々に帯び始めている。日本代表活動でチームを離れることになれば、今季大型補強で新戦力の増えたミランで同僚と連携を高めるチャンスを失うことになる。負のスパイラルが待っている。
1日のワールドカップアジア2次予選のメンバー発表会見で、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は「前節は欠場したが、何試合かいい試合をしている。イタリアでは競争が激しいのでそんなに心配していない。一番の目的は席を奪うというところ」と、コメント。厳しいポジション争いが存在することを認めつつも、その争いに勝つことを求めている。
前任の10番であるガーナ代表MFケビン・プリンス・ボアテングの練習参加も伝えられ、ここに来てボランチの主軸として獲得したはずのベルトラッチもトップ下候補にその名を連ねた。ハリル監督の本田安心発言とは裏腹に、ミランのトップ下のポジション争いはより一層の激しさを増している。ミハイロビッチ監督に存在感をアピールすることができるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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