カタールが「アジアのキングになった」 22年W杯開催国の栄誉に母国紙が歓喜の速報

カタール代表がアジアカップ初優勝を飾った【写真:Getty Images】
カタール代表がアジアカップ初優勝を飾った【写真:Getty Images】

アジア杯決勝で日本を3-1で下し、大会初優勝 今後アジアの台風の目になる可能性大

 UAEで開催されていたアジアカップは現地時間1日に決勝が行われ、2022年ワールドカップ開催国でもあるカタールが日本を3-1で下し、同大会初優勝を果たした。同国紙「ペニンシュラ」は「カタールがアジアのキングになった」と結果を速報した。

 カタールは史上最多4度のアジアカップ優勝を誇る日本を相手に、前半だけで2点のリードを奪うことに成功。同12分にエースFWアルマエズ・アリのオーバヘッドシュート、同27分にMFアブデルアジズ・ハティの左足ミドルシュートという二つのファインゴールが決まった。記事でも「二つの衝撃弾」「美しい一撃(1点目)と、立派な2点目」などと伝えられた。

 カタールでは2006年から国をあげて選手の育成を進め、一大プロジェクトの一つとして設立された「アスパイア・アカデミー」出身選手が代表の中心を担った。また、そこで指導を重ねてきたフェリックス・サンチェス監督の手腕も光り、時間をかけた育成がついに実を結ぶ結果となった。

 アジアに新風を吹かせたカタール。2022年のワールドカップ開催国は今後もアジアの台風の目となりそうだ。

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