DF吉田がヘディングも…カタール選手の頭部ヒット 顔から落下、緊急交代に会場騒然
後半12分、日本のCKから中央で吉田と相手が接触 そのまま担架で運ばれるハプニング
森保一監督率いる日本代表は1日のアジアカップ決勝のカタール戦に臨み、前半12分と同27分に被弾した。0-2と劣勢で迎えた後半12分、DF吉田麻也(サウサンプトン)と相手選手が頭同士で接触するハプニングが発生。担架で運ばれる事態に会場は騒然とした雰囲気に包まれた。
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日本は準決勝イラン戦で負傷したMF遠藤航(シント=トロイデン)に代わりMF塩谷司(アル・アイン)がボランチとして先発出場。序盤からパスを回し、打開を図る日本だが前半12分に相手エースFWアルモエズ・アリにオーバーヘッド弾を叩き込まれると、同27分には強烈なミドルシュートを浴びた。
0-2と日本が劣勢のまま迎えた後半12分、日本が右コーナーキックを獲得。MF柴崎岳(ヘタフェ)からボールが送られ、吉田と相手MFブアレム・フーヒが競り合った。相手が先に飛び込んだなか、遅れて入り込んだ吉田の頭が相手の側頭部を直撃。相手は一瞬失神したように顔面から地面に落ちた。
カタールの選手たちが駆け寄るなか、フーヒの様子を見たGKがすぐさま両腕をクルクルと回し、ベンチに緊急交代を要求。治療スタッフが駆けつけ、試合は4分近く中断した。フーヒは全く動けず、担架に乗せられて緊急交代となった。
それまで最終ラインの中央で日本の攻撃を食い止めていたフーヒの事態に会場は騒然。日本はそれから8分後の後半24分、MF南野拓実(ザルツブルク)が1ゴールを決めて反撃の狼煙を上げたが、同38分にビデオ判定でPKを献上。これを決められて1-3で敗れ、準優勝で大会を終えた。
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(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)