来季動向が注目のトットナム監督、MLSの監督就任説を否定せず 「断る理由はない」
メガクラブが狙うポチェッティーノ監督が将来を語る 米国は「現代サッカーにとって魅力的な国」
トットナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、今季開幕前にクラブと2023年までの新たな5年契約にサインを交わしている。だが、その手腕からマンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードなどのメガクラブが、次期監督候補として目をつけるなど、去就に関する噂が後を絶たない。そんななか、米スポーツ専門局「ESPN」の独占インタビューに応じた同監督は、将来的にはMLS(メジャーリーグサッカー)参入にも関心があることを明かした。
ポチェッティーノ監督はここ1年半の間に、オーランドやニュージャージーなどアメリカ各地でインターナショナル・チャンピオンズカップの試合を指揮。2018年大会ではトットナムを優勝に導いている。
インタビューで「大西洋の反対側でクラブを指揮するつもりはあるか?」と聞かれると、ポチェッティーノ監督は「もちろんある」と述べ、こう語っている。
「プレシーズンで毎年夏にはアメリカへ渡ります。ファンが毎年のように増えているのが分かります。アメリカは多くのことを発見でき、サッカーが盛んになってきている国です。だから、断る理由はありません。扉は開けてあります。現代サッカーにとって魅力的な国なのは確かです。しかし、より魅力的なものになるには、より多くの年月が必要だと思います。もちろん、いつの日かそこに私の姿があるでしょうね」
ヨーロッパのメガクラブからも関心を寄せられているポチェッティーノ監督は、トットナムを3シーズン連続でプレミアリーグのトップ4に入れ、UEFAチャンピオンズリーグに導いている。その実力に疑いの余地はない名将は、残留宣言をするも「約束できない」と移籍への伏線とも取れる発言を残しており、今後の動向に注目が集まっている。その候補の中には、大西洋を渡った地も含まれているのかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)