マンU黄金期を支えたOBが告白 “大失恋”でキャリアの危機「とてつもなくヘコんだ」

ギャリー・ネビル氏が、2000年にスランプで苦しんでいたことを明かした【写真:Getty Images】
ギャリー・ネビル氏が、2000年にスランプで苦しんでいたことを明かした【写真:Getty Images】

元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏、2000年の大スランプを明かす

 マンチェスター・ユナイテッドで黄金期を築いた“92年組”の一人、元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏が現役時代を振り返り、キャリアが終わりかけたという自身最大のスランプについて語ったと、英紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 1992年にプロ契約をしたアカデミー出身選手たちには、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏、同MFポール・スコールズ氏、元ウェールズ代表MFで現同代表の監督を務めるライアン・ギグス氏ら、錚々たる顔ぶれが揃う。ギャリー・ネビル氏もその一員として知られ、当時はアレックス・ファーガソン監督の下で、1998-99シーズンに三冠(プレミアリーグ、UEFAチャンピオンズリーグ、FA杯)を達成。いわゆる“92年組”がフル稼働し、チームは圧倒的な強さを誇った。

 1992年から2011年までユナイテッド一筋で“92年組”として活躍したギャリー・ネビル氏は、ポッドキャストの番組「ブランク」に出演。そこで、2000年に“大失恋”が原因で半年間にわたるスランプに苦しんだことを明かしている。

「私はとてつもなくヘコんだ。7年間付き合っていた人と別れたうえに、ブラジルで開催されたFIFAクラブ世界選手権のバスコ・ダ・ガマ戦で2失点して敗退したんだ。それは(イングランド代表の)ケビン・キーガン監督の下で、2000年に開催する欧州選手権を戦う前のことだった。たぶん世間は覚えていないだろうけど、私は行き詰まっていて、ピッチに上がる時も他のことを考えていて集中できていなかった。ボールを欲してなかったし、信念が吹き飛び自信もなくなった。どうしたらまた良い試合ができるのか分からなかったし、どうしたら良いパスが出せるようになるのか分からなかった。6カ月間で本当にすべてを失ってしまい、欧州選手権後の夏休みが必要だった」

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