アジア杯決勝も… 原口元気、「逆に楽」の境地 「何もしなくても大丈夫」の真意は?

日本代表MF原口元気【写真:Getty Images】
日本代表MF原口元気【写真:Getty Images】

今大会2ゴールの原口、決勝の大一番を前にどのような心構えでいるのか

 森保一監督率いる日本代表は、1日のアジアカップ決勝でカタールと激突する(現地時間18時キックオフ/日本時間23時)。大きな重圧がのしかかる大一番を前に、選手たちはどのような心構えでいるのか。MF原口元気(ハノーファー)は「何もしなくて大丈夫」と語る。果たして、その真意とは――。

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 今大会の日本は、苦しみながら一つひとつ階段を駆け上がってきた。グループリーグ初戦トルクメニスタン戦は先制されるも3-2と逆転勝利。第2戦オマーン戦(1-0)、第3戦ウズベキスタン戦(2-1)と接戦続きながら3連勝でグループ首位通過を決めた。16強サウジアラビア戦(1-0)、8強ベトナム戦(1-0)と僅差で勝利を手繰り寄せ、優勝候補のイランと激突した準決勝では3-0と圧倒。そうして決勝の舞台にたどり着いた。

 大一番を前に、選手たちはどのように自分のメンタルをコントロールするのか。「何もしなくても大丈夫」と語ったのが、今大会2ゴールをマークしている原口だ。

 MF中島翔哉(ポルティモネンセ)が大会直前に負傷したなか、左サイドハーフの定位置を確保した原口は、決勝までの全6試合に出場(途中出場1試合)。豊富な運動量と試合終盤でも衰えないスプリント能力は圧巻の一言で、イラン戦の後半アディショナルタイムには疲弊した体に鞭を打つように相手を振り切ってゴールを陥れた。決勝でも鍵を握る男は、「何もしなくても大丈夫」の意味を次のように明かす。

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