「日本と韓国は似ている」 カタール代表のスペイン人監督に会見で飛んだ質問、見解は?
韓国に1-0と勝利したカタール、日本と“スタイル類似”の質問にサンチェス監督が回答
カタール代表は2月1日のアジアカップ決勝で日本と激突する(現地時間18時キックオフ/日本時間23時)。試合会場のザイード・スポーツシティ・スタジアムで行われた前日会見に出席したフェリックス・サンチェス監督は、「日本と韓国、両チームのスタイルは似ている」という意見を受けて、自身の見解を示している。
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今大会のカタールは、6試合で16得点0失点と盤石の安定感を誇る。グループリーグではレバノンに2-0、北朝鮮に6-0、サウジアラビアに2-0と3連勝で首位通過を果たした。決勝トーナメントでは、16強でイラクに1-0、8強で韓国に1-0、そして29日の準決勝では開催国UAEを4-0と撃破した。
日本戦を控えた会見で優勝への意欲を語ったのは、バルセロナの育成部門での指導経験を持つスペイン人のサンチェス監督だ。17年からカタール代表を指揮し、同大会で過去最高ベスト8のチームを決勝へと導く手腕を見せている。
会見で質疑応答が進むなか、海外記者から日本と韓国の類似性を指摘する質問が飛んだ。
「カタールは今大会6試合をこなし、異なる6カ国と戦った。明日のゲームは韓国戦と似たものになると思うか? というのも、日本と韓国のスタイルは似ているからだ」
そう問われたサンチェス監督は「それぞれの国が独自の哲学を持っている」と口にし、「日本は日本のスタイルを持っており、韓国とは異なる。日本はとても組織されており、とても攻撃的だ」と評している。日本には日本、韓国には韓国のスタイルがあり、決勝は韓国戦と異なる展開になると示唆した。
「日本はボール扱いに長けている。彼らは試合を支配し、カウンターも仕掛ける。私たちは効果的なゲームをしないといけない」と警戒を強めるサンチェス監督。攻守の歯車ががっちり噛み合っているカタールは、決勝の舞台でどのようなパフォーマンスを見せるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)