西川が代表新守護神へ着実にステップ! 所属決まらぬライバル川島はまたも選外
リズムを生み出す動くGK
浦和のGK西川周作は1日、2018FIFAワールドカップロシア大会アジア2次予選シリア戦(8日・オマーン=マスカット)と、国際親善試合イラン戦(13日・イラン=テヘラン)に向けたハリルジャパンのメンバーに名を連ねた。
9月のカンボジア戦とアフガニスタン戦では、正守護神として日本代表のゴールマウスを守った。守備機会は決して多くなかったが、無失点に抑えるというノルマはしっかりと果たしている。
今回も、所属クラブが決まっていないGK川島永嗣の招集が見送られた中では、スタメンでゴールマウスを守ることが予想される。
所属の浦和でも、ボールポゼッション率が高く守備機会が少ない試合は多くある。その中で西川が意識しているのは、チームが最終ラインからビルドアップしていく際に、良い位置でサポートして攻撃のリズムを生み出すことだ。
Jリーグのゲームではトラッキングデータとして走行距離が公開されているが、「自分が5キロくらい走れていれば、よく動いて味方をサポートできていると 思っているし、そうやって動くことで集中力を保つことができる。毎試合5キロも走るGKはなかなかいないが、自分としては大事にしたいところ」と、走って サポートすることでチームに貢献すると語っている。
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