プレミアで最も若手にチャンスを与えるクラブは? 英メディアがランキング発表

(左から) ハドソン=オドイ、アーノルド、ジェズス、ラッシュフォード、グエンドウジ【写真:Getty Images】
(左から) ハドソン=オドイ、アーノルド、ジェズス、ラッシュフォード、グエンドウジ【写真:Getty Images】

英「BBC」が22歳以下の起用時間数を算出、岡崎所属のレスターが断トツ1位

 イングランド・プレミアリーグのなかで、最も若手選手に活躍の機会を与えているのは、どのクラブか。英公共放送「BBC」が各クラブの22歳以下の選手の出場時間を調査し、結果を公開した。1位は日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティという結果が出ている。

 プレミアリーグは現在第24節まで消化したが、「BBC」が第23節までのデータを基に、全20クラブのなかで最も若手選手にチャンスを与えているクラブを調べた。22歳以下の選手がプレーした時間(リーグ戦)の合計で比較すると、レスターが8373分で断トツのトップに立った。2位のアーセナルが4467分だったことを見ると、いかに突出した数字かが分かるだろう。

 レスターでは、ともに22歳のナイジェリア代表MFウィルフレッド・エンディディとイングランド代表DFベン・チルウェルがレギュラーに定着。前者は第23節までの全試合(途中出場が1回)に出場して2038分、後者は22試合に出場して1980分間プレーしていることが大きな要因となっている。また、背番号10を背負うMFジェームズ・マディソンも21試合(先発20試合)に出場している。

 レスター、アーセナルのほか上位にはエバートン(4455分)、ウェストハム(4134分)、トットナム(4083分)などが続いている。より少ないクラブを見ると、16位にブライトン(863分)、17位にバーンリー(440分)、18位にワトフォード(296分)、19位にチェルシー(151分)が位置し、5つのクラブの22歳以下の選手起用時間が1000分未満となった。

そうしたなかで、対象となる選手の起用が「0分」だったクラブがある。それが昇格組のカーディフだ。最も若い主軸の選手はFWジョシュ・マーフィーで23歳。20代後半から30歳を超えたベテラン選手中心で構成されたチームで、記事でも「カーディフは経験に頼っている」と指摘されている。

「BBC」によるプレミアリーグ、22歳以下の選手起用時間ランキングは以下のとおり。

1位 レスター・シティ 8373分
2位 アーセナル 4467分
3位 エバートン 4455分
4位 ウェストハム 4134分
5位 トットナム 4083分
6位 ウォルバーハンプトン 3962分
7位 ハダースフィールド 3089分
8位 リバプール 2553分
9位 ボーンマス 2400分
10位 マンチェスター・ユナイテッド 2009分
11位 フルハム 1975分
12位 クリスタル・パレス 1965分
13位 サウサンプトン 1671分
14位 ニューカッスル 1409分
15位 マンチェスター・シティ 1107分
16位 ブライトン 863分
17位 バーンリー 440分
18位 ワトフォード 296分
19位 チェルシー 151分
20位 カーディフ 0分

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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