「怪我しちゃって残念」 長友佑都、アジア杯決勝絶望のMF遠藤に同情も持論「ただ…」
準決勝イラン戦で遠藤が左太もも負傷、長友がその心境を気遣いながらポツリ
2月1日にアジアカップ決勝カタール戦を控える日本代表は、30日にアブダビでトレーニングを実施した。準決勝イラン戦(3-0)で左太ももを負傷したMF遠藤航(シント=トロイデン)は決勝の出場が絶望的と見られるなか、DF長友佑都(ガラタサライ)は「怪我しちゃって残念」と同情を寄せながら、「ただ…」と持論を展開した。
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28日の準決勝イラン戦は序盤から激しい攻防を繰り広げ、0-0で迎えた後半11分にMF南野拓実(ザルツブルク)の絶妙なクロスから、5試合ぶりに先発復帰のFW大迫勇也(ブレーメン)が先制のヘディング弾。さらに同22分、大迫がPKを沈めてリードを広げると、後半アディショナルタイムにMF原口元気(ハノーファー)がダメ押しの一撃を叩き込み、3-0と日本が勝利した。
しかし、勝利の代償も小さくない。後半15分、相手の突破を阻止しようとした遠藤がピッチに倒れこんだ。駆け寄った日本の選手たちは、ベンチに向かって両腕で「×」印を送りプレー続行をアピール。そのまま担架で運ばれ緊急交代となった。
試合翌日、遠藤はDF酒井宏樹(マルセイユ)とともに病院で検査。足首を痛めた酒井は“異常なし”で30日のトレーニングにも参加した一方、左太もも負傷の遠藤は練習を回避。所属クラブで再検査を受け、全治などは後日発表される。決勝出場は困難と見られており、多大な貢献を示してきたボランチの離脱は痛手だ。
そんな遠藤について言及したのが、32歳のベテランDF長友だった。決勝が刻一刻と近づくなか、「航も怪我しちゃって残念」とポツリ。共闘してきた遠藤の心境を気遣いつつも、「ただ……」と続けた。
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