イラン撃破、日本の「技術と知性」を中国メディア絶賛　「日本が中国に教訓を与えた」

先制ゴールの場面で南野がピンポイントパス　「日本人の基本技術はしっかりしている」

「一見すると、中国の守備陣も悪くはないが、1対1の強さと柔軟性は日本ほど良くない。なかでも吉田麻也はプレミアリーグでしっかりとプレーできており、激しい攻防にも適応している」

　序盤から球際では激しい攻防が繰り広げられたが、日本の選手も体を張って対抗。記事では、先制ゴールで南野が通したピンポイントパスに触れ、日本の技術が光ったと記している。

「日本はイランを技術で撃破した。日本の先制弾はイラン守備陣の低レベルなミスから生まれたもので、相手は集中を切らしていた。相手5人の頭の上にボールを通すことは決して容易ではなく、称賛に値する。日本人プレーヤーの基本技術はしっかりしている」

　イランの選手はフィジカルの強さを見せつけたものの、日本は別の形で相手を凌駕したと付け加えた。「技術と知性は、フィジカルのギャップを補うことができる。そして強力な個も、組織で抑えることができる」と日本の戦いぶりに賛辞を送っている。

　中国は準々決勝でイランに0-3と敗れてベスト8敗退に終わった。そのイランを撃破した森保ジャパンに、中国メディアも感銘を受けたようだ。