武藤の立場に影響? ニューカッスル、ベニテス監督の希望で実力派MF2人を獲得
MLSベストイレブンのパラグアイ代表MFアルミロン獲得が合意目前
アジアカップに参加している日本代表FW武藤嘉紀が所属するニューカッスルは、今冬の移籍市場の目玉としてクラブ史上最高額でパラグアイ代表MFミゲル・アルミロンを獲得するようだ。英紙「デイリー・スター」が報じた。
現在24歳のアルミロンは、2013年に母国パラグアイのセロ・ポルテーニョでプロキャリアをスタート。その後、アルゼンチンのラヌースを経て、17年から米MLS(メジャーリーグサッカー)のアトランタ・ユナイテッドに在籍している。またパラグアイ代表としても世代別代表を経験し、15年のA代表入り後は16年のコパ・アメリカにもメンバーとして選ばれている。
2年連続でMLSのベストイレブンに選ばれ、欧州クラブからも関心を寄せられる存在となった攻撃的MFは、質の高い10番タイプを探していたラファエル・ベニテス監督の考えにマッチ。現地時間30日中に個人的な条件について話し合い、合意後にメディカルチェックを受けるという。
2月10日で25歳となるアルミロンの移籍金は2050万ポンド(約29億3000万円)になる模様。この金額で合意すれば、2005年にレアル・マドリードから1600万ポンド(現在のレートで約22億9000万円)で獲得した元イングランド代表FWマイケル・オーウェンを超えて、クラブ史上最高額の移籍金となる予定だという。
またニューカッスルは、ポルトガル1部ベンフィカのギリシャ代表MFアンドレアス・サマリスをレンタル移籍で獲得すことも視野に入れているようで、プレミアリーグで14位に沈むチームを救う存在として、新加入2人に懸かる期待は大きいだろう。
冬の移籍市場で即戦力を獲得しようとしているニューカッスル。アジアカップでチームを離れている武藤は、再び厳しいポジション争いを強いられることになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)