プレミア歴代の「南米ベスト11」を英メディア発表 王国ブラジルから最多の5人選出
最終ラインはD・ルイスなどアルゼンチンとブラジルの2大王国が占有
プレミアリーグは1992年の発足から26年間の歩みのなかで、自国選手だけでなく輝かしい才能を持った外国人選手たちに恵まれてきた。そのなかでも南米のスーパースターたちがイングランドの地で自身の力を証明し、世界トップレベルへと成長を遂げている。英サッカーサイト「90min」は、これまでにプレミアリーグでプレーした南米選手を対象にベストイレブンを選出。ウルグアイ代表FWルイス・スアレスや元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスらが選ばれている。
「3-4-3」のシステムで形成される今回のベストイレブン。まず守護神に選ばれたのは、2年前にマンチェスター・シティと契約したばかりのブラジル代表GKエデルソンだ。「スイーパーGKスタイル」とも表現されるほど、秀でた足元の技術を駆使し、最後方からゲームを構築する。彼の出現によって、このスタイルがプレミアリーグでも発展することになったと言えるほど、大きなインパクトを与えた。
最終ラインはアルゼンチンとブラジルの2大大国の選手が占めた。2011-12シーズンのシティ初優勝に貢献し、現在はウェストハムでプレーする元アルゼンチン代表DFパブロ・サバレタ、どんなプレーに対しても攻撃的なスタイルで挑むチェルシーのブラジル代表DFダビド・ルイス、プレミアリーグのセンターバックにおいて、より技術的なスタイルをもたらした先駆者でもある元アルゼンチン代表DFガブリエル・エインセ(元マンチェスター・ユナイテッド)となっている。
4枚の中盤には、アーセナル時代に145試合63得点を記録した現マンチェスター・ユナイテッドのチリ代表FWアレクシス・サンチェスが右サイドに入り、左サイドにはリバプールに在籍して152試合で41ゴールを決めるなど攻撃的な才能を前面に発揮したブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(現バルセロナ)が入った。センターハーフには現在のシティの攻守の要となっているブラジル代表MFフェルナンジーニョ、アーセナルの強力な前線を中盤から支えていた元ブラジル代表MFジウベルト・シルバが選出されている。
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