「根の深い木は揺れない」 日本の不動の“ジャパンカラー”を韓国メディアも称賛

森保ジャパンの戦いぶりを韓国メディアが称賛している【写真:田口有史】
森保ジャパンの戦いぶりを韓国メディアが称賛している【写真:田口有史】

「水が流れるような短いパス」でアジア最上位のイランを打ち崩して決勝進出

 森保一監督率いる日本代表は、2月1日のアジアカップ決勝戦でカタールと対戦する。28日の準決勝ではFIFAランキング29位とアジア最上位(日本は50位でアジア3位)のイラン相手に3-0で勝利したが、韓国メディアは森保ジャパンの戦いぶりを「根の深い木は揺れない」「しっかりとした基礎技術を足場に着実に成長している」と称賛している。

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 日本はイラン戦でエースの大迫が5試合ぶりの先発復帰。最前線にボールが収まることで、MF南野拓実(ザルツブルク)や堂安律(フローニンゲン)ら2列目のタレントが躍動する。そして、0-0で迎えた後半11分、ドリブル突破した南野のクロスを大迫が頭で合わせて先制弾。さらに同22分、大迫がPKを沈めてこの日2ゴール目をマークした。その後、MF原口元気(ハノーファー)がダメ押し弾を流し込み、難敵イランを3-0で退けた。

 準決勝まで今大会5試合で12得点無失点と圧倒的な強さを見せてきたイランを破って決勝進出を果たした日本に対し、反応したのが韓国メディアだ。

 総合ニュースサイト「news1」は「日本らしく…森保ジャパン、翼を広げる」と特集。“事実上の決勝戦”と謳われた一戦で日本が3-0で完勝することは「誰も予想できなかった」としつつ、“日本らしさ”に着目している。

「一見、主導権を握ったのはイランに見えた。しかし、日本は特有の繊細で正確なパスで支配率を高めながら、少しずつピッチを掌握していった。まるでスポンジに青い水が染み込むように、徐々に“サムライブルー”の影響力を広げた。どんなにボールが速くてもパスを送る人は正確な方向で、受ける人は正確なファーストタッチでボールを受け、短いパスが水が流れるように続いた」

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