バルセロナ移籍について「可能性を検討」と否定せず

「最近は十分にプレーできていない。監督はエデンを最前線に置いている。しかし、この戦術的選択は、“9番”を背負う本物のフォワードに支障をきたす。確かに、彼（アザール）は並外れている。私がこれまで一緒にプレーしたなかで最高の選手だと、前にも言った。でも、彼はストライカーでなく、背番号10のポジションでプレーしたいと言うと思うよ」

　ただでさえ不満を抱える状況だったジルーだが、今回イグアインが加入したことで、状況は悪化したと言えるだろう。

　フランスのテレビ番組「カナル・フットボールクラブ」でバルセロナ移籍の噂に関して聞かれたジルーは、「そういう話は、私の代理人が対応している。もし彼らがFWを探しているのならば、そのクラブでも、他のクラブでも、可能性を検討する」とコメントした。

「チェルシーがイグアインのような他のストライカーを完全移籍で獲得したいのであれば、僕の将来が明るくないことは明確だ。6月に契約が切れるので、何が最善の選択かを考える」

　ジルーは退団をほのめかし、今後のキャリアを考えた選択を主張していた。

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