日本代表、乱闘騒動も…「結構、ああいうの好きなんで」 24歳DFが見せた強心臓ぶり

日本代表DF室屋【写真:田口有史】
日本代表DF室屋【写真:田口有史】

イラン戦終盤に乱闘騒動が勃発、途中出場のDF室屋「僕も行きました」

 日本代表は28日のアジアカップ準決勝イラン戦で3-0と快勝し、2月1日の決勝でカタールと激突する。日本が3-0とリードして迎えた後半アディショナルタイム、イラン代表FWサルダル・アズムン(ルビン・カザン)がMF柴崎岳(ヘタフェ)に手を出したのをきっかけに乱闘騒動へと発展した。その場に立ち会った24歳DF室屋成(FC東京)は意外にも「結構、ああいうの好きなんで」と言い放ち、「僕も行った」と強心臓ぶりを見せた。

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 試合は0-0で迎えた後半11分、MF南野拓実(ザルツブルク)のクロスから5試合ぶりに先発復帰のFW大迫勇也(ブレーメン)が先制弾。さらに同22分、南野のクロスが相手DFの手に当たりPKと判定され、これを大迫が沈めてリードを広げた。後半アディショナルタイムにはMF原口元気(ハノーファー)がダメ押しの一撃を流し込んでいる。

 残り時間もわずかとなったなか、日本の自陣ペナルティーエリア手前で笛が吹かれると、この日不発のエースFWアズムンの鬱憤が爆発。怒りの感情を露わにすると、柴崎の左ほほに張り手するような形で手を出し、ここから両軍の選手が入り乱れる騒動に発展した。

「まぁ、結構僕、ああいうの好きなんで。僕も行きました」

 荒れたシーンを振り返ったのは室屋だ。後半28分、DF酒井宏樹(マルセイユ)に代わって右サイドバックとして途中出場。イライラを募らせる相手のハードタックルも食らった室屋だが、安定したプレーで相手の攻撃を封じ続けた。

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