圧巻のマタ劇場 ヴォルフスブルク戦で1得点1アシストで赤い悪魔の主役に

移籍後、1年半でチーム最多の29点に絡む活躍

 マンチェスター・ユナイテッドは30日、UEFAチャンピオンズリーグのヴォルフスブルク戦で2-1の勝利を飾った。この試合で1ゴール1アシストを決めたスペイン代表MFフアン・マタに対し、賛辞の嵐が起きている。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。
 マンUは前半4分、イタリア代表候補のMFカリジューリにDFラインを簡単に突破され、試合開始早々に先制点を献上した。
 しかし、ここからマタ劇場が始まる。
 前半34分に、右サイドでボールを持ったマタが左足でクロスを送ると、先制ゴールを決めたカリジューリのハンドを誘発し、PKを獲得。マタは、このPKを左隅へ確実に決めて、同点に追い付いた。さらに後半8分、MFヤングの右クロスがクリアされたボールをMFシュバインシュタイガーがつないで、最後はマタが左足のアウトサイドを使ったトリッキーなパスでDFスモーリングの勝ち越しゴールを演出した。
 記事では、マタが「ルイス・ファン・ハール監督が彼のために用意した役割に完ぺきに合っている」と絶賛されている。2014年の冬にマンチェスターへやってきたスペイン代表MFは、加入から1年半が経過し、公式戦において得点とアシストで計29ゴールに絡んでいる。この期間での成績は、マンUのどの選手をも上回っている。
 また、マタが2011年にバレンシアからチェルシーに加入して以来、プレミアリーグでは通算38アシストを記録している。これは、同期間内ではマンチェスター・シティでプレーする同胞MFダビド・シルバの43に次ぐ記録となる。

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