「悔しかった」 U-20日本代表DF橋岡、アジア杯で奮闘中の冨安に抱いた“ライバル心”

アジアカップで奮闘する日本代表DF冨安【写真:Getty Images】
アジアカップで奮闘する日本代表DF冨安【写真:Getty Images】

目指すはU-20W杯経由A代表行き「年上の選手にも負けないメンタルと体を作りたい」

 沖縄県でキャンプを張っているクラブの選手たちで構成されたこの試合では、キャプテンマークも巻いた。本人は「(キャプテンに対して)何も準備をしていなくてビックリした」と苦笑いしたが、「いつも副キャプテンもやっていましたし、チームを引っ張る立場。そのなかで、試合中に背中で見せることができればと思っていました」と話した。

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 前日まで浦和でオズワルド・オリヴェイラ監督による超がつくほどのハードトレーニングを乗り越えてきたとは思えないような、安定感のあるプレーを見せて最終ラインをまとめ上げた橋岡。チームを率いる影山雅永監督も「橋岡は試合中、ずっと周りに声をかけ続けていて素晴らしかったと思います」と高く評価した。それを伝え聞いた橋岡も、「センターバックは久しぶりでしたけど、声を出し続けるという自分の長所が評価されているのは良いことだと思います」と微笑んだ。

 目指すのは、U-20W杯を経てのA代表への飛躍。日本サッカー界としても期待の大きなDFは「年上の選手にも負けないメンタルと体を作っていきたい」と、向上心を高めて2019年をスタートさせている。

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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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