全3得点関与の南野に海外紙も熱視線 「イランは悪党、日本は英雄と呼ぶ。我々は…」
先制点アシスト、PK奪取、ダメ押しゴールの起点と大車輪の活躍でUAE撃破に貢献
日本代表は29日、アジアカップ準決勝でイランを3-0で下し、2大会ぶりの決勝進出を決めた。この日全ゴールに絡んだMF南野拓実(ザルツブルク)に対し、開催国UAEメディアも称賛の言葉を送っている。
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準決勝まで5試合を無失点で勝ち上がってきたイラン相手に、違いを生み出したのが南野だった。0-0で迎えた後半11分、左サイドでドリブルを敢行した南野は相手DFと接触し転倒。イランの選手たちは主審にダイブのアピールをして足を止めるなか、南野はすぐさま立ち上がって転がったボールを拾い、コーナー付近から中央へクロスを供給。陣形が崩れていたイランの守備網を突くと、FW大迫勇也(ブレーメン)がヘディング弾を叩き込み、先制点を奪った。
さらに後半22分、左サイドでボールを受けた南野が上げたクロスがスライディングしてきた相手DFの腕に当たり、PKを獲得。キッカーを務めた大迫が冷静に決め、追加点を奪った。同アディショナルタイムには、アタッキングサードでパス交換したMF原口元気(ハノーファー)がチーム3点目を挙げ、南野は全ゴールに絡む活躍を見せた。
UAE紙「Sport360°」は「イランは悪役と呼ぶだろう。日本は英雄と呼ぶだろう。我々は…英雄と呼ぶ。彼の2アシストを称えて」と賛辞を送り、南野のイラン戦のスタッツを紹介。同紙によれば、パス本数25本、パス成功率72%、キーパス3本、縦パス成功数12本、アシスト2回、クリア2回を記録したという。
準決勝までノーゴールと本来の実力を発揮できずにいた南野だが、大一番のイラン戦で圧倒的な存在感を放ってみせた。
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