「負けるつもりはなかった」 原口がイラン戦で滲ませた自負「欧州でもっと強い相手と…」
攻守にハードワークし、後半アディショナルタイムにはダメ押しの3点目を奪取
日本代表は現地時間28日のアジアカップ準決勝イラン戦で3-0の完勝を収めた。イランはFIFAランキングでアジア最上位であり、2012年11月からアジアの公式戦で負けていないことが注目を集めたが、この試合の3点目を奪ったMF原口元気(ハノーファー)は、「ヨーロッパでもっと強い相手とやっているので負けるつもりはなかった」と、強気の姿勢でゲームに臨んでいた。
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原口はイラン戦も左サイドハーフでスタメン出場し、攻守でハードワークする姿勢は変わらなかった。前半から守備を助ける時間が長く、「昔だったらあれだけ攻撃に関われていなかったら、イライラしたかもしれない」という状況だったが、2014年のドイツ移籍もあり培ってきた経験が精神的な成長を与えていた。集中力を切らすことなくプレーすると、2-0で迎えた後半アディショナルタイムに溜め込んでいたものを爆発させた。
原口はMF南野拓実(ザルツブルク)のパスを受けて左サイドから一気に抜け出すと、相手DFを緩急で突破。そのまま左足でGKを打ち破ってダメ押しのゴールを決めた。この得点に「あまり攻撃に関われていなかったので、最後の1本くらいリスクを冒してと思ったら上手くいった。今日は相当、みんなが良いゲームをした。時間が経つごとにどんどん上手くいって、向こうが追い込まれてと。心理的に上に立っていたので、すべてが上回れたと思う」と、手応えを口にしていた。
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