大会初戦以来のスタメン出場で再び1試合2ゴール　「不甲斐ない気持ちが強かったので…」

　日本代表は現地時間28日、アジアカップ準決勝でイランと激突し、3-0で勝利を収めて決勝へ駒を進めた。大会初戦のトルクメニスタン戦以来となる出場で2ゴールを叩き出したFW大迫勇也（ブレーメン）は、「勝つしかないので結果だけ」と、決勝に向けての意気込みを語った。

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　大迫は0-0で迎えた後半11分にFW南野拓実の左クロスを頭で合わせて試合の均衡を破ると、同22分には相手DFのハンドで得たPKを確実に決めた。

　初戦のトルクメニスタン戦に続く出場ながら、今試合2度目の1試合2得点と確かな存在感を示した大迫。PKの場面ではキックの前にイランの選手たちに囲まれてプレッシャーをかけられる場面もあったが、全く動じる素振りもなかった。

「怪我もあって出られない時間が続いたので、自分としては不甲斐ない気持ちが強かったので、ピッチで示そうと思っていた」

　この試合に懸ける気持ちは人一倍強かったはずの大迫。「この大一番でアジアカップで一番の出来の試合ができて自信になったが、終わったわけではないので次の準備をしたい。勝つしかないので結果だけ。勝つだけです」と決勝に向けて気持ちを切り替えていた。

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