「半端ない」 エース大迫勇也、難敵イラン相手の復活2ゴールで“不敗神話”継続
後半11分に先制ヘッドを決めるとPKで追加点を奪い、得点を挙げた試合は7勝2分に
復帰したエースが期待に応えた。28日に行われたアジアカップ準決勝で日本はイランと激突。0-0で迎えた後半11分、FW大迫勇也(ブレーメン)がMF南野拓実(ザルツブルク)のクロスをディングで合わせて先制すると、同22分には大迫がPKで追加点を奪い、3-0で勝利した。データ分析会社「オプタ」によれば、これで大迫が得点を挙げた試合は10試合負けなし(8勝2分)。エースの不敗神話により、決勝進出を果たした。
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後半11分、左サイドから攻め込んだ日本はペナルティーエリアの左端で南野が倒されるも、イラン守備陣が主審にノーファウルをアピールしている隙に一人立ち上がり、エンドライン際でこぼれ球を拾った。そのまますぐに右足でクロスを送ると、飛び込んだ大迫が頭で合わせてゴールネットを揺らした。
さらに攻勢を強めると、同18分、ペナルティーエリア内で南野がシュートを放つと、これがイランDFモルテザ・プーラリガンジの手に当たって主審がPKと判定した。一度はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による介入でビデオ判定が行われたが、映像を確認した主審は改めてPKスポットを指さした。これを大迫がゴール右隅に蹴り込み、同22分にリードを2点に広げた。
日本は後半アディショナルタイムにMF原口元気(ハノーファー)が3点目を奪って3-0で勝利し、2011年大会以来の優勝へあと一つに迫った。データ分析会社「オプタ」によれば、大迫が得点を挙げた試合はイラン戦前までで7勝2分。オプタ公式ツイッターは「半端ない」と綴っていたが、さらに1勝を積み上げ、エースの不敗神話は10試合へ伸びることになった。
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