「キーとなるバトルの完璧な事例」 アズムンvs冨安のマッチアップに海外メディア注目

白熱の展開のなか、冨安とアズムンの激しいマッチアップに注目
日本代表は28日、アジアカップ準決勝でイラン代表と対戦。前半を0-0で折り返したなか、海外メディアは試合のキーポイントに20歳DF冨安健洋(シント=トロイデン)とイランのエースFWサルダル・アズムン(ルビン・カザン)のマッチアップを挙げている。
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ロシア・ワールドカップでアジア勢唯一の決勝トーナメント進出を果たした日本、そしてFIFAランキング29位とアジア最高位を誇るイランという、“事実上の決勝戦”の様相を呈した一戦は、一進一退の手に汗握る展開となった。
日本は周囲と連動してリズムを作るパスサッカーを見せると、イランはロングボールから一気にカウンターを狙う堅守速攻スタイルで対抗。衛星放送「FOXスポーツ」アジア版公式ツイッターは「破壊的なストライカー vs 堅実なディフェンダー。イラン対日本は、最終的にはこのバトルがキーとなるだろう」と投稿し、アズムンと冨安のマッチアップに注目していた。
すると、前半10分にカウンターでアズムンが裏に抜け出し日本陣地内でビッグチャンスを得るも、素早く詰め寄った冨安がクリアしてピンチの芽を摘んだ。このワンシーンに「キーとなるバトルの完璧な事例だ! しかし、冨安がアズムンの抜け出しを完璧に読み、ピンチからクリアし、一枚上手となった」と伝え、アズムンと冨安のマッチアップの場面を強調。このシーンでは冨安に軍配が上がったことを指摘している。
その後もイランのロングボールに抜け出したアズムンに冨安が対峙し弾き出す展開が続き、同メディアの推測通り、アズムンと冨安が激しい火花を散らす展開となっている。日本は後半11分にMF南野拓実(ザルツブルク)のクロスからFW大迫勇也(ブレーメン)がヘディングシュートを叩き込んで先制。待望のリードを守れるか注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)