PSGトゥヘル監督、レンヌ戦快勝もクラブに補強を催促 「我々には選手が必要!」
中盤の選手不足で“リクルートの必要性”を主張 「この前の夏よりも事態は深刻」
パリ・サンジェルマン(PSG)は現地時間27日、ホームで行われたリーグ・アン第22節レンヌ戦で4-1と快勝を収めた。ところが、指揮を執るトーマス・トゥヘル監督は、この結果に満足せず、選手の補強を早急に進めるようクラブに求めたと、英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が伝えた。
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PSGは前半7分にウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニのゴールで先制するも、その後、同点に追いつかれて前半を折り返す。それでも後半にアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリア、フランス代表FWキリアン・ムバッペ、そしてカバーニもこの日2点目を挙げ、今季リーグ戦20試合無敗をキープした。
しかしトゥヘル監督は、なかなか契約が完了しないロシア1部ゼニトのアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデスの移籍に関して、しびれを切らしている様子。クラブに対し、新たな中盤選手の獲得を急ぐよう求めている。
「すでに契約は済んだと聞いているのに、まだいない。不安だよ。我々には選手が必要なんだ! ネイマールの怪我も考えれば、攻撃的な選手も必要かもしれない。レアンドロの到着を待っているのに、ここにいない」
PSGでは、ブラジル代表FWネイマールが23日にクープ・ドゥ・フランス(フランス杯)ラウンド32のストラスブール戦(2-0)で負傷。イタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティも怪我で離脱している。パレデス以外にも、ナポリのブラジル人MFアランに関心を示しているとされるが、カルロ・アンチェロッティ監督の率いるナポリは、移籍に応じるつもりはなさそうだ。
トゥヘル監督は、「この前の夏にも(MFが)必要だったのに、今はヴェッラッティとネイマールも負傷していて、事態はより深刻だ。我々にはミラクルは起こせない。中盤に選手が不足しているのに、もう1月27日だよ! (移籍市場は)もうすぐ終わってしまう」と懸念。「このクラブでの目標があるんだ。それに到達するには、選手のリクルートが必須」と、選手補強の必要性を強調した。
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(FOOTBALL ZONE編集部)