「要約すると…黙れ!」 イラン代表監督、日本戦会見の珍ハプニングに爆笑で“一言”

四度目の館内放送で中断後、敵将も爆笑 五度目の放送後に一言で笑いを巻き起こす

「私たちは自分たちのアイデンティティーを失ってはならない。これは最も大事なことだ。もちろん……」

 三度目の館内放送がケイロス監督の会見をシャットアウト。これには指揮官も苦笑いで、「君たちは私の記者会見をボイコットしているよ」とジョークを飛ばした。

 報道陣を笑わせた後、ケイロス監督は気を取り直して再び先ほどの言葉から始めた。「私たちは自分たちのアイデンティティーを失ってはならない」。次の瞬間、四度目の館内放送が入り、敵将の爆笑と同時にその場は和やかな空気に包まれた。

 放送が終わると、ケイロス監督は「えーと、進めていいのかな?」と笑顔で確認。と同時に、五度目の館内放送が重なるように流れ、これには呆れたように笑うのみだった。ようやく放送が終わると、ケイロス監督が再び口を開く。

「さて、要約すると……黙れ!」

 冗談と皮肉を交えた一言で再び笑いを巻き起こしている。最後は「自分たちらしさを貫くことが大事だ」と強調した指揮官。日本戦の前日会見はハプニングに直面したが、ケイロス監督は貫禄と余裕を漂わせたまま会場を後にした。

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(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)

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