4強イラン撃破の鍵? MF原口元気が“過去映像”から実感…「奇跡的なこと」の重要性
イラン戦を前に過去大会の準決勝&決勝の映像をチェック 「ちょっとイメージしていた」
日本代表は28日のアジアカップ準決勝でイラン代表と対戦する。MF原口元気(ハノーファー)は「奇跡的なこと」が多く重なった過去大会の映像をチェックし、アジア王座奪還に向けて“ピンチを切り抜ける力”の重要性を実感したようだ。
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日本はグループリーグ3連勝で首位通過を果たし、16強でサウジアラビアに1-0、8強でベトナムに1-0と勝利して準決勝に駒を進めた。一方のイランはグループリーグ2勝1分の首位通過後、16強でオマーンを2-0、8強で中国を3-0と撃破。5試合で12得点無失点の数字を残している。
現在FIFA(国際サッカー連盟)ランクでアジア最上位の29位のイランに対して、日本は同50位。ランキング上で日本の格上にあたるが、前日トレーニングを終えた原口は「イメージはできています。どう守って、どう攻めるか。それを実行するだけ」と静かな口調ながらも自信を滲ませた。
その一方、イラン戦に向けて1人気持ちを高めていたようだ。「今日暇だったんで、個人的にYouTubeで今までの準決勝と決勝を見てちょっとイメージしていた」と明かす。日本は1992年大会で初優勝を飾り、以降は96年ベスト8、2000年優勝、04年優勝、07年4位、11年優勝、15年ベスト8となっている。
映像を見た原口は「ちょっと奇跡的なことも重なるような試合が多かった」と率直な思いを口にすると、「やっぱり優勝するには、そういう少し大ピンチじゃないけど、そうところを切り抜ける力が必要」と力説する。実際、紙一重の勝負を制して勝ち上がり、最終的にアジア王者に輝いた大会ばかりだ。日本が王座奪還を成し遂げるうえで、「奇跡的なこと」が求められると原口は感じている。
難敵イランを相手に「奇跡的なこと」が起こるか。今大会、最大の山場となる一戦に大きな注目が集まる。
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(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)