なでしこFW岩渕が独白 女子W杯&東京五輪へ「澤さんや宮間さんを超える覚悟を」

なでしこジャパンのエースとして期待されるFW岩渕真奈(INAC神戸レオネッサ)【写真:Football ZONE web】
なでしこジャパンのエースとして期待されるFW岩渕真奈(INAC神戸レオネッサ)【写真:Football ZONE web】

岩渕真奈連載#2|東京五輪を成功させるためにも、W杯となでしこリーグを大事にする

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【連載#1】岩渕真奈が語る2018年の葛藤 「期待に応えられないもどかしさと戦う日々」
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 2019年の女子サッカーは、一大イベントのワールドカップがフランスで行われる。昨年12月のグループリーグ組分け抽選会で、日本はイングランド、スコットランド、アルゼンチンと同居することが決定。なでしこジャパンは高倉麻子監督の下、2011年のドイツ大会以来となる世界一を目指す。

 フランス女子ワールドカップ、2020年の東京五輪を戦うなでしこジャパンのエースとして期待されるFW岩渕真奈(INAC神戸レオネッサ)を追った連載第2回は、25歳のストライカーの日本女子代表への思いに迫った。

   ◇    ◇    ◇

 2018年はアジアカップ、アジア大会と優勝できました。でも、内容に目を移せば私自身は満足できていない部分もあります。相手が強くなった時に、どれだけ良いパフォーマンスができるか。『アジア』ではなく、『世界』を見た時にこのままじゃいけないという気持ちもあります。チームとしても、個人としても高みを目指してもっともっとやらないといけないと思います。

 2020年には東京オリンピックが行われます。東京にいればオリンピックの盛り上がりを肌で感じられると思いますが、女子サッカーは東京や関東以外の会場もあります。地方開催の時に、いかにお客さんに足を運んでもらえるかと考えたら、今年のフランス・ワールドカップの結果が大事になってくる。一大イベントの東京オリンピックを成功させるためにも、ワールドカップ、なでしこリーグはそれ以上に大事にしないといけません。

 私は2011年にドイツでのワールドカップで優勝して、2012年に女子サッカーが盛り上がった後に海外に挑戦したので、リーグの人気の推移に関してすべてを知っているわけではありませんが、日本に帰ってきた時に当時のイメージとは全く違うと正直感じました。ただ裏を返せば、優勝をして結果を残せば、みんなが観に来てくれるということは分かっています。『観に来てください』と口で言うのは簡単ですけど、ピッチ内で結果を残すのが一番の答えだと思っています。

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