ユナイテッド伝説の“92年組”、“マンU抜き”の「プレミア史上最高のベスト11」を選出
注目のFWで満場一致となった元イングランド代表選手は…
そして、議論はFWへ。まず選ばれたのは、ニューカッスルで活躍した元イングランド代表FWアラン・シアラーだった。ネビルが提案すると、満場一致で選ばれている。次に3トップで唯一の現役選手、チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールも、スムーズに受け入れられた。2012年にリールからチェルシーに移籍を果たし、2年目と3年目の2年連続で年間14得点を記録。加入からわずか3年でプレミア年間最優秀選手に輝いた。
最後の1人は、なかなか決まらなかった。トットナムなどでプレーしたウェールズ代表FWギャレス・ベイル(現レアル・マドリード)と、元オランダ代表FWデニス・ベルカンプの名前も挙がったが却下され、最後の1人に選ばれたのは元フランス代表ティエリ・アンリだった。ネビルは「(ウルグアイ代表ルイス・)スアレスかアンリだが、絶対にアンリだ。彼以外に誰かいるかい? 5年、6年にわたりこの世の物とは思えないくらい素晴らしい選手だったよ」と、大絶賛した。
こうしてベストイレブンが出揃ったが、4人組は“もし1人だけ、ユナイテッドの選手で入れ替えられるとしたら”との議論をスタート。ネビルは「右サイドバックには私だろう!」と自ら立候補したが、すぐに「ジェラードを右サイドバックにして、(元アイルランド代表)ロイ・キーンが中盤かな? いや、シーマンの代わりに(元デンマーク代表GKピーター・)シュマイケルか」などと別の候補を挙げた。
しかし、バットがバロンドールを5回受賞しているポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを推薦すると、アザールとの入れ替え要員として、最終的に意見がまとまった。
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(FOOTBALL ZONE編集部)