「移籍金“世界最高額”更新クラブ」TOP5を発表 名門と肩を並べた意外なクラブとは?
45回更新された移籍金最高額、記録したのは合計25クラブと海外メディア集計
2017年夏にバルセロナからブラジル代表FWネイマールをサッカー史上最高額となる2億2200万ユーロ(約277億円)で獲得したパリ・サンジェルマン(PSG)は、移籍金世界最高額を更新した25番目のクラブとなった。このネイマールの移籍によって「移籍金最高額」の更新は45回目となったのだが、これまでに最も多く記録を更新したクラブを知っているだろうか。衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は、「移籍金世界最高額を更新したクラブ」をランキング化。25クラブのうちトップ5を紹介しているが、意外なクラブもランクインしている。
移籍金世界最高額を更新した25クラブで、更新回数が4回となっているクラブが4つある。実は、その4つのクラブが同数で2位となった。今回は記録更新の年が新しいクラブが、順位が上となっている。
5位として最初に紹介されたクラブが、プレミアリーグのサンダーランドだ。現在のサッカーファンには信じられないことかもしれないが、同クラブがイングランドで最も記録を更新している。とはいえ、その記録はすべて1950年以前のこと。そして、最初の記録更新は1904年まで遡る。シェフィールド・ユナイテッドに所属していたイングランド人FWアルフ・コモンの獲得に520ポンドを費やし、これが当時の世界最高額となった。520ポンドは現在のレートで計算すると約7万5000円となるが、当時の価値から換算すると現在の1000〜2000万円くらいの価値があると考えていいだろう。その後、サンダーランドは1950年までに記録を3回更新している。
1952年から2000年までの間に23回の記録更新があったなかで、18回はイタリアのクラブから生まれている。そして、それぞれ4回の記録更新をしたのがユベントス、ACミラン、インテルの3クラブだ。
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