日本代表、イラン戦の“切り札”は10番MF乾? 「監督に感謝」の男が心に誓う恩返し
ウズベキスタン戦で約1カ月ぶりの公式戦出場、取り戻した「試合勘と体力」
日本代表は28日のアジアカップ準決勝でイラン代表と対戦する。今大会5試合で12得点無失点の難敵と激突するなか、MF乾貴士(べティス→アラベス)は森保一監督に感謝の言葉を口にしつつ、“恩返し”の活躍を誓っている。
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乾は今大会直前の5日、MF中島翔哉(ポルティモネンセ)に代わって追加招集を受けて6日からチームに合流。中島から10番を継承したアタッカーはグループリーグ第2戦まで出場の機会がなかったが、第3戦ウズベキスタン戦(2-1)で先発出場。要所で鋭いドリブルを披露したものの、約1カ月ぶりの公式戦出場とあって全体的には精彩を欠くパフォーマンスとなり、後半36分にピッチから退いた。
それでも乾にとって、ウズベキスタン戦で81分間プレーした意味は相当大きかったようだ。所属していたスペイン1部のべティスで思うように出場機会を得られずにいたなか、「この間の試合は1カ月ぶりぐらいだった。あの試合で良くなかったですけど、80分使ってもらったのは監督に感謝したい」と口にしている。
16強のサウジアラビア戦(1-0)は出場機会が訪れなかったものの、8強のベトナム戦では後半33分から途中出場。MF堂安律(フローニンゲン)との連係から、あと一歩の形を作り出している。ウズベキスタン戦の出場をきっかけに状態は着実に上向いており、「試合勘と体力的なところも、あれでだいぶ取り戻せた。また使ってもらえればそこで結果で返したい」と力を込めた。
「出るかどうかは監督次第」と冷静な乾だが、「常に良い準備をして、出た時にしっかりやれるようにしたい」と闘志を燃やしている。
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(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)